小さな英雄

まつもと整体院

2020年02月22日 09:36

ある日、銀座の真ん中にあるデパートに真っ昼間突然ピグモンが姿を現し、人々を驚かせた。



知らせを受けてやって来た科特隊の姿を見たピグモンは急に何かを訴えるように叫び始めた。
アラシの提案でイルカ博士こと、東西大学の権田博士にピグモンの言葉を解析してもらう事になった。
しかし、さすがの権田博士でもピグモンの言葉の解析には手を焼いた。
そんな頃、スパイダーやマルス133の修理が出来ていないと、アラシがイデに食って掛かっていた。



元気のないイデを心配して心配したハヤタがイデの研究室を訪ねた。
イデはウルトラマンがいれば科特隊など必要ないのではないかとハヤタに言った。
ハヤタは複雑な思いでイデを見つめる。
その夜、ピグモンが突然大声で叫び始めた。
大岩山にドラコとテレスドンが現れたのだ。
翌日、権田博士によって、ピグモンの言葉のアルファベットが解析された。
早速、イデの発明した翻訳機でピグモンの言葉の翻訳が開始された。
「科学特捜隊とウルトラマンに倒された怪獣たちがジェロニモンの力で命を復活して、科学特捜隊に復讐するため、総攻撃をかける。
あと5時間で世界各地から60匹以上の怪獣が日本に集結する。
今のうちに早くジェロニモンを倒せ。ジェロニモンは怪獣の酋長だ。
超能力を持っている。注意せよ。」
科特隊はピグモンの案内で直ちに出撃した。
大岩山に到着した科特隊は二班に分かれて、ドラコとテレスドンを倒しに行く事にした。
ムラマツ、アラシ、フジの三人はスパイダーのトリプルショットでテレスドンを倒した。
ハヤタとイデはドラコと戦うが、イデは空を見上げてウルトラマンに助けを求めるばかりだった。
ドラコに襲われそうになったイデをピグモンが身代わりになって助けた。
ピグモンはドラコに叩き潰されて死んでしまう。



ハヤタはイデの胸ぐらをつかみ、叫んだ。
「イデ!ピグモンでさえ我々人類の平和のために命を投げ出して戦ってくれたんだぞ!
科特隊の一員としてお前は恥ずかしいとは思わんのか!」
イデを張り倒すハヤタ。
「僕が間違っていた。」
イデは新発明のスパーク8でドラコを倒した。



ジェロニモンが現れて、ムラマツら三人が襲われた。
ハヤタはウルトラマンに変身して三人を助け、ジェロニモンと戦う。



ジェロニモンの羽根針に苦戦したウルトラマンだが、イデのスパーク8も手伝って、ジェロニモンを倒すことが出来た。
科特隊はピグモンに科学特捜隊特別隊員の称号を与えた。


いつもは陽気な三枚目のイデの人間らしさを描いた話です。
こういう所が単なる子供番組に終わらなかったウルトラマンの素晴らしさです。
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