まつもと整体院の好きな事色々

深夜、科特隊の司令室に隊員達が集合した。
東京上空に、強烈な電波を発する物体が飛来したが、突然電波を感じなくなったと言う。
電波の消失地点は東京のど真ん中、科学センターのある所だった。
調査のため、科学センターに到着したアラシは、センター内で石のように固まった警備員を発見する。
アラシは車に同乗していたホシノ君に科学センターに異変が起こっていると本部に連絡させるが、突然現れたバルタン星人の光線で石にされてしまう。
ホシノ君の連絡でやってきたハヤタは動けなくなってしまったアラシを発見する。
すると、バルタン星人が現れ、ハヤタはスーパーガンを発射するが、バルタン星人は消えてしまった。
ハヤタはいったん退却する事にする。
防衛会議が開かれるが、これといって良い案が出ず、ムラマツの提案でイデが話し合うという任務を任される事になった。
宇宙語を練習するイデ。
「キレテ　コシ　キレキレテ」「僕　君　友達」という意味らしい。
イデとハヤタが科学センターに向かう一方で、万一に備えて最新兵器のはげたかの発射準備が進められていた。

バルタン星人と話をするため、一人館内へ入って行くイデ。
宇宙語で話しかけるが、現れたバルタン星人の分身の術に驚いて、宇宙語はしどろもどろ。
バルタン星人に捕まり、屋上へ連れて行かれる。
屋上にいたアラシに無事だったのかと話しかけるが、アラシはバルタン星人に操られていた。

「君の宇宙語はわかりにくい。だから我々はこの男の脳髄を借りて君たちの言葉を使う。」
イデを助けに来たハヤタがバルタン星人に地球へ来た目的を訪ねた。
「我々が君達が地球と呼ぶＭ２４０惑星に来た目的は、、、」
核実験がもとで住む場所を失ったバルタン星人は生存できる天体を求めてやってきたのだ。
「では聞こう。なぜここに着陸したのだ？」
「ここに重力バランスに必要なダイオードがあったからだ。」
「私の友人や警備員や、防衛隊の人々の生命を奪ったのは？」
「生命、わからない。生命とはなにか？」
「君たちはこれから何をするつもりなのか？」
「我々の旅はこれで終わったのだ。地球は我々にとって住みよい場所になるだろう。我々は地球に住む事にする。」
「良いでしょう。君達がこの地球の風俗習慣になじみ、地球の法律を守るのなら、それも不可能な事ではない。君たちは何名いるのか？」
「２０億３千万ほどです。我々の見えない宇宙船の中に君達が知っているバクテリアくらいの大きさになって眠っている。ノーマルなままでいるのは一人だけだ。」
「火星に住んだらどうだ。」
「火星には我々の嫌いな、、、、」
「どうした。なぜ黙ってる！」
「それは言えない。話は終わりだ。我々は地球を貰う。」
バルタン星人のコントロールから解放されて倒れこむアラシ。

巨大化したバルタン星人にはげたかが撃ち込まれるが、倒れたバルタン星人から別のバルタン星人が抜け出る。
ハヤタはウルトラマンに変身して戦う。
スペシウム光線を浴びて爆発するバルタン星人。
彼らの嫌いな火星にある物質とはスペシウムだったのだ。
バルタン星人の乗った円盤もウルトラマンによって破壊される。

この後、何回も出てくるバルタン星人初登場の話です。
このバルタン星人が造形的には一番かっこいいですね。
「キレテ　コシ　キレキレテ」と言われて「僕　君　友達」という意味だと分かる人はそこそこウルトラファンで、マニアックファンには常識問題です。