まつもと整体院の好きな事色々

子供達が広場で馬跳びをして遊んでいる。その中にはホシノ君の姿も見える。
その近くに流れ星のような物体が落下してきた。落ちた付近を捜す子供達。
見つけた石はただの石ではなかった。
欲しい物を願うと、ビー玉、ケーキ、ピアノなど、何にでも姿を変えてしまい、願った人が思う事をやめると元の石の姿に戻ってしまうという不思議な石だった。

科学センターの山本博士が調べた結果、その石は地球上にはない未知の化合物で、人間のテレパシーを感じてどんな物にも姿を変える生物の能力を持った鉱物だと言う事がわかった。
山本博士が記者会見をしている会場に忍び込んでいた鬼田という男が会場にワイヤレスマイクを仕掛ける。
鬼田はワイヤレスマイクを通じて、石に液体になれ、ロケットになれと話しかけ、その石をまんまと手中に収めることに成功する。
鬼田は宿泊しているホテルで石を怪獣ギャンゴに変えて、ホテルのボーイや泊り客を驚かせて楽しんでいた。

とうとう鬼田はギャンゴを巨大化させてしまう。
巨大化したギャンゴによってホテルは崩れ、鬼田はがれきの下敷きになって気を失ってしまう。
鬼田が意識を取り戻して、ギャンゴの事を一瞬でも忘れてくれなければギャンゴは元の石に戻らない。
アラシは鬼田を病院に運び、科特隊によるギャンゴへの攻撃が始まった。

ハヤタの乗ったビートルがギャンゴにたたき落とされる。
ハヤタはウルトラマンに変身してギャンゴと戦う。
のらりくらりと戦うギャンゴに手こずるウルトラマン。

病院で寝ていた鬼田が意識を取り戻し、ふっとギャンゴの事を忘れた瞬間、ギャンゴは元の石に戻った。
ハヤタは取り戻した石を宇宙へ返すため、ウルトラマンとなって飛び立った。

想い通りの姿に変わってしまう石というアイディアは良いのですが、ワイヤレスマイクまで使って盗んだ悪そうな大人が、ただ人を脅かすだけっていうスケールの小さな話になってしまいました。