まつもと整体院の好きな事色々

雷の鳴る真夜中、農事研究所の温室に忍び込む男の姿を守衛が目撃する。

数日後、万城目と一平は飛行訓練中、地面が突然盛り上がり、それが原因で列車が転覆するのを目撃する。

農事研究所の木村はハニーゼリオンで育てたジバチの巣が全滅していることに不安を覚える。
ハニーゼリオンはローヤルゼリーの何百倍の効果があり、実験に使っているジバチは数十倍に巨大化した。
東京から来た一の谷博士や万城目達に木村がそんな話をしていると、トラクターを運転中の農夫が地面が大きく盛り上がるのを発見したと、研究所に駆け込んできた。
現場に駆け付けた万城目達の目の前に巨大なモグラが現れる。
温室内のハニーゼリオンを食べ、ジバチの巣を襲って巨大化したのは、このモグラに違いない。

由利子は野生のモグラが温室のガラスを破ったり、コンクリートの床を掘ったりするのはおかしい、これは人為的な仕業に違いないと推理する。
守衛の目撃証言から、温室にモグラが入ったのは、木村の成功をねたむ、伊丹研究員の仕業だったという事が判った。
伊丹はモングラーをダイナマイトで倒そうとするが、爆発に巻き込まれて死んでしまう。
自衛隊のミサイル攻撃を受け、モングラーは地下へ逃げる。
すると、地震が起き、地下から轟音が鳴り響いた。
モングラーが火山地層に衝突したのだ。

普通の怪獣と違って、「五郎とゴロー」の猿やこの回のモングラーは普通の野生動物が巨大化したという設定です。
いずれも人間の勝手な発明等が原因です。
怪獣扱いされて迷惑なのは動物たちの方かもしれません。