まつもと整体院の好きな事色々

ビートルで宇宙パトロール中のイデとアラシは宇宙の空間でウルトラマンに倒された怪獣たちが漂っているのを見つけた。
そこを怪獣墓場と名付けた科特隊の隊員達はイデのアイデアで怪獣供養をやろうと決めた。
そんな中、ひとり怪獣たちに許しを請うハヤタ。
「許してくれ。地球の平和のため、止むなくお前たちと戦ったのだ。俺を許してくれ。」
ハヤタはウルトラマンに変身すると太陽の下で寂しげにたたずんだ。
翌日、科特隊本部で怪獣供養が行われた。
ちょうどその頃、ロケットセンターで打ち上げたロケットが、怪獣墓場にいたシーボーズと衝突し、そのままシーボーズを連れて地球へ落下してしまうという事件が起こった。
連絡を受けた科特隊は直ちに出動し、シーボーズにビートルによる攻撃を開始した。

シーボーズは反撃する事もなく、高層ビルによじ登り、屋上から空を見上げて悲しそうに泣き出した。
「怪獣は空へ帰りたいんじゃないかしら。」と言うフジ隊員。
シーボーズはビルからジャンプするが飛ぶことが出来ないので、そのまま落下してしまう。

夕陽の中、寂しそうに歩くシーボーズに攻撃をする科特隊。
しかし、シーボーズは空を見上げて泣き叫ぶだけだった。
宇宙センターの協力でシーボーズを宇宙へ返すことになった。

ビートルの活躍でシーボーズをロケットに縛りつけたが、シーボーズが暴れてロケットを倒してしまう。
ハヤタはウルトラマンに変身してシーボーズと戦う。
シーボーズを担ぎ上げて空へ飛んだウルトラマンだったが、宇宙へ行く前にエネルギーを使い果たしてしまい、失敗する。
ハヤタのアイデアでロケットをウルトラマンの姿にペイントして、宇宙へ運ぶ作戦を取る事になった。
ハヤタはウルトラマンに変身して、だだをこねるシーボーズをウルトラマンロケットに誘う。

シーボーズがロケットにしがみついた瞬間、ロケットは発射され、シーボーズは宇宙へと帰って行った。
「怪獣墓場。
どこへ行っても嫌われる怪獣たちにとって、平和で静かな毎日は墓場にしかないのだろうか。
怪獣墓場。
それは広大な宇宙の中の奇妙なる伝説のひとつではないだろうか。」

「怪獣墓場」から「射つな！アラシ」「小さな英雄」と戦う事の意味を問う名作が続きます。
こんな作品が作れるなら、３９話で終わらずにもっと続いて欲しかったなと思います。
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