まつもと整体院の好きな事色々

ムラマツ、アラシ、フジの三人は新しく完成した児童会館の見学に来ていた。
会館の天井は本物の空のように青く、コンクリートとは思えない。
そのすばらしさに感心する三人。
すると、突然天井が崩れ、目のくらむような光が放たれた。
その光の正体を探るため、科特隊のパトロールが開始された。
一方、イデは新兵器ＱＸガンの開発に力を入れていた。
そんなある日、街中で突然怪光が放たれ、地中からザラガスが現れた。
ビートルの攻撃で一度は倒されたように思われたザラガスだが、赤い煙に包まれると全身の甲羅が取れて甦った。
ザラガスは攻撃を受けるとその武器に順応し、凶暴さを増す怪獣だということがわかった。
一発で倒せる武器がなければ手を出せない。
悔しがるアラシとイデ。

児童会館に子供達が閉じ込められて、ザラガスのために救出できないと科特隊に連絡が入る。
ザラガスが寝ている隙にアラシとハヤタは会館の中に入って行き、子供達を救い出すが、目を覚ましたザラガスの怪光のためにハヤタや子供達が目をやられてしまう。

アラシは迫ってくるザラガスに我慢できなくなり、攻撃してしまう。
ザラガスはさらに凶暴になってしまった。
病院に運ばれるハヤタと子供達。
ムラマツは命令違反をしたアラシに謹慎を命じる。
病院にハヤタと子供達の様子を見に来るアラシ。
「怪獣はもう科特隊がやっつけちゃったんだろ。科特隊は強いもんね。」
と言われ、いたたまれなくなり病室を出て行くアラシ。
空を飛ぶビートル。
操縦しているのはアラシ。
責任を感じてひとりでザラガスを倒そうとしているのだ。
それを知ったハヤタは病院を飛び出し、ウルトラマンに変身する。
ウルトラマンはビートルを助け、ザラガスと戦う。

ザラガスの放つ怪光でピンチになるが、アラシの射ったＱＸガンとウルトラマンのスペシウム光線の２段攻撃でザラガスを倒した。

謹慎を解かれたアラシにムラマツは
「科特隊の誓い第４条を自分が納得するまで何遍でも繰り返せ。」
と言った。
「科学特捜隊員は命令を守り、命令に従って行動し、自分に与えられた責任を果たします。」
何度も繰り返すアラシ。

責任感の強いアラシを描いた作品です。
ラスト、科特隊の誓い第４条を繰り返すアラシが印象的でした。
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