まつもと整体院の好きな事色々

豪華客船クイーンパール号の客室でトランプをする万城目、一平、由利子。
勝てない由利子が気分転換に甲板に出ると、女の子の人形が落ちていた。
由利子が人形を拾うと、
「私の名はゼミ、私の名はゼミ、ルパーク星人です。地球に警告します。
地球にボスタングが侵入しました。とても危険です。」
と話し出した。
空からボスタングの卵が落下して海へ沈む。
万城目と一平は由利子の話を信じなかった。

巡視船に乗り込んだ万城目達はボスタングの捜索を始める。
巡視船のエンジン音に導かれ、ボスタングが現れる。
エンジンを切って様子をうかがう。
ボスタングは近くを通った客船を狙い、移動し始めた。
巡視船船長の松田は狙われるのを覚悟でエンジンを始動させ、客船を助けようとする。
エンジン音に反応し、ボスタングは向きを変え、巡視船へと向かってきた。
危機一髪のところで、助けに来た戦闘機の攻撃でボスタングは倒された。
ゼミは、
「使命は終わった。私は地球人として、この美しい地球に住むつもりだ。
昔から多くの宇宙人が来て、地球に住み着いている。」
と言い、最後にこう言った。
「あなたの隣の人、宇宙人かもしれませんよ。」

ボスタングは、ただエイをでかくしただけのような怪獣で、いまいち魅力に欠けます。
この話でドキッとしたのは宇宙人ゼミの最後の言葉です。
子供心に「えっ、そうなの？」と思いました。
本当だったら、面白いような、怖いような。