まつもと整体院の好きな事色々

高山山岳地帯で登山中の一行が、大きな人の足跡を発見する。

毎日日報では、雪男の取材の準備が進められていた。
由利子は友人のあや子から相談を受けていた。
恋人の浩二と喧嘩別れしたと言っていたのは嘘で、今話題の雪男の正体は浩二だと言うのだ。
由利子は一の谷博士を始め、万城目達にあや子の話を詳しく聞いてくれと頼む。
あや子の話によると、一年前、高山の山の中で昆虫採集をしていた浩二とあや子はアマゾンにしかいないとわれるモルフォ蝶を発見したという。
浩二とはぐれたあや子が森の中を探していると、巨大なモルフォ蝶の出す鱗粉に苦しむ浩二を見つける。
浩二は苦しみ、水を欲しがり、近くの沼の水を飲んた。
そして、そのま森の奥に消えて行った。
数日後、再会した浩二は巨大化していたのである。

雪男の目撃情報を受け、万城目達はあや子を連れて、ヘリで現地へ向かった。
万城目達が森の中で捜索をしていると、浩二が現れる。
あや子の叫びも届かず、浩二は森の中へと消えていった。
新聞社に戻った由利子は生け捕りの計画があると知り、一の谷博士に助けを求める。
一の谷博士発明の熱原子Ｘ線が解決の鍵になるかもしれないのだ。
浩二が再び現れた。万城目達は現場に向かう。
あや子は浩二に良く見えるように火の見やぐらへ上った。
あや子は「お願い、山へ帰って！もうこれ以上私を苦しめないで！お願いよ、山へ帰って！」
と叫ぶ。
浩二が手を伸ばし、あや子をつかもうとした瞬間、一の谷博士は熱原子Ｘ線を発射した。
浩二が倒れた付近に向かった万城目達は普通の姿に戻った浩二を発見した。
喜び合う浩二とあや子。